たまたま目にした、『住む。』という雑誌の2014年春号に、こんな文章がありました。
家にも運がある。
長寿という運がその人自身の差配ではどうにもならないように、
家の場合も同様だ。
時代ごとに住む人が現れて
生きながらえることは、
目まぐるしく変わる現代の住宅事情からすれば
奇跡のようなことだ
どんなに古い家でも、人が住んでさえいれば、調子の悪いところは少しずつ治したりきれいにしたりしながら長生きできるものだけど、築年数にかかわらず一旦人が住まなくなった家はどんどん朽ちていく。
今回、たまたま見に行った築50年の中古住宅に、なぜか惹かれたのは、「来月まで買い手がつかなければ取り壊して更地にして土地として売り出す」、という不動産屋さんの一言だったかもしれない。
まだ住めそうな家を前に、壊してしまっては残念。
もしかして自分で手を入れてリノベーションしていったら楽しいかもしれない。
何か、重要な部分が「お金」で人任せになっている今の時代、自分が住んでいる家の構造や、メンテのしかたや、直し方なんかを、勉強しながらDIYでリノベしたら・・・
そんな考えがむくむくと浮かんだら、楽しそうで、そのまま突っ走ってしまうことになりました。
さて、相手は築50年。どんな山や谷が待っているでしょうか、お楽しみ♪