Love the life you live, Live the life you love ☆マルハビスピリット☆

信州松本で、築50年の古家つき土地を購入してセルフリノベ中☆方法もわからない、やることいっぱい、まったく進まない、、、でも自分でやるって楽しいな♪

よぼよぼの床強化

さて、そろそろ床に取り掛かっていかなければいつまでたっても住空間になりません。破壊作業と掃除と、ゴミの処理にあけくれてばかりで時間がたってしまいますが、作っていく方もがんばらなくては!

 

畳を撤去した後の床というのは意外なほどによわよわしいです。
昔は畳の剛性をかなりあてにしていたらしく、畳の下の下地板はかなり適当な造り。
それに、その下地板を支える根太(ねだ:床板を支える構造のこと)も痛んだり変形してあちこち沈み込んでいて、かなり歪んでいます。床がふわふわする原因は、この根太のゆがみにあるようで、このままこの上にフローリングを張っても、到底平らな床にはならなそうです。。。キーキー言うし。。。

下地板を一度はがして、歪んだりたわんだりしている根太をできるだけ直しました。根太に添え木をして強化したり、ボルトで固定したりします。なんとこの根太、釘で固定もされておらず、好き放題のゆがみぶりです。

f:id:hondash1006:20150316223931j:plain

 


その上に、12㎜針葉樹構造用合板を2枚重ね張りすることにしました。
合計24㎜の”捨て貼り(フローリング材の下にベニア板を張ること)で、床が床らしく、ちゃんと地に足がついた感じがしてきました。

f:id:hondash1006:20150316223943j:plain

耐震性なんて言い始めたらとても住めそうにない、築50年の物件ですが、構造用合板を効果的に使って、ボルトの間隔を短めに、また構造(柱や梁や大引き)に直接打っていくことで、少し気休めになったかな?


床の作業は小学2年生の出番です。インパクトというビスを打ち込む道具を使いこなし、構造用合板を貼っていきます。6畳分で、合板が全部で12枚、ビスでいうと600本以上、図らずも終日の作業になってしまいました。

f:id:hondash1006:20150316224101j:plain

ビスを打つ時、芯をとらえたいい音がすると、「ヨォ!いい音だ!大工の音だ!」というおじいちゃんの野次が入ります(笑)

 

なかなか作業がはかどらず、それどころかなにかひとつやるたびに、あそこもここもやっておかなくては、と、どんどんやることが増えていってしまいます。終わりが見えない~*1
どこまでやることになるでしょうか・・・。

でも、頼りなかった築50年が、日に日に頼れるようになってきて、ちょっとずつ安心感を感じるようになってきました。

*1:+_+