Love the life you live, Live the life you love ☆マルハビスピリット☆

信州松本で、築50年の古家つき土地を購入してセルフリノベ中☆方法もわからない、やることいっぱい、まったく進まない、、、でも自分でやるって楽しいな♪

西の間天井ストーリー

2階西の間の天井がようやく仕上がりました。
この西の間、天井裏にロフト的屋根裏部屋を作るという計画で、天井の位置を20㎝程下げています。
当初、とにかく天井を下げようということで、古い天井を全部壊して取り外した後、2x4で廻縁を作り、2x4の取り付け金具(DSハンガー)を使って屋根裏部屋の床を支える木枠を作り、その上にいつもの12mmの針葉樹構造用合板を張って天井兼屋根裏の床としていました。

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しかし、その先このミエミエのDS金具をいったいどう処理したらいいでしょうか??
構造用合板も丸見えで、この先どうしようか、悩みに悩みました。
ペンキを塗るにも金具が丸見えだし、布でも張ってみようか?やっぱり化粧板をもう一枚下から張るか?

せっかくなので、天井材にこんなアイテムを使ってみたい!

110 代萩ベニヤ(丸)施工例

琵琶湖の自然に匠の技を――。

sasaki-kougyo.com


琵琶湖の葭(ヨシ)を職人が編んで、薄いベニヤに張り付けてある、ヨシベニヤといわれる素材です。職人の手作り感満載です。
とはいえ、やはり下から上に向かってヨシベニヤを釘で打ち込むというのは、釘も丸見えだしどうもおさまりが悪いとのことで、
ここは思い切って、気が済むように、いったんやり直そう、ということになりました。

しかし、このやり直しの決断を下した後、ぽろぽろと涙を流す小三の息子。
そうです、この2x4の簡易天井、狭い屋根裏に上って、上からベニヤのビス打ちを終日かけてやったのは他でもない息子殿。
大変だった終日の作業が水の泡と思うとやり切れない、この気持ちわかります。


でもやっぱりどうしようかといつまでも悩んでいるようでは全然進みません。
それなら思い切ってやり直してしまった方が早いこともあります。

2x4のDSハンガーと、2x4の根太をいったんすべて取り除き、もう少し見栄えのいい素材を使い、カンナやサンダーをきちんとかけて作り直します。

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この3か月の間に、作業の順序というものが、だいぶわかってきたんですね。きれいに仕上げるにはどんな手順が必要か、やっと少しずつ考えられるようになったんですよ。

見せてもいい素材で根太を作り、その上にヨシベニアを下向きに張ります。ヨシベニアの上にさらに、いつもの針葉樹構造用合板を二枚重ねて、屋根裏部屋の床とします。f:id:hondash1006:20150511074157j:plain

天井裏では、小三の息子殿、再度がんばる。

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そしてこうやって、いったん作ったものも、自分で納得いくまで作り直したりできることもDIYのいいといころ。
もちろんその分いくらでも仕事が増え、工期も長引き、疲れますけど・・・。

 

まあそんなわけで再度、西の間の天井を丸二日かけて作り直しました。3歩進んで・・・・4歩さがってる。いつになったらこの家完成するのでしょうか???
作っては壊し、作っては壊し。なにせ設計図もないし、材料の実物がどうか、気にいるか気に入らないか、やり方があっているのか、やってみるまでわからないのです。

ともあれ、やっときれいな天井になり、無事に、納得のいく、とても気持ちのいい部屋になりました。
あとは障子の張り替えとカーテン・照明など、ちょっと楽しい内装です。とりあえずこれにて2階西の間の大部分が完成です。

 

ここで、この部屋のもともとのビフォー写真を!

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砂壁に一般的なベニヤに化粧張りの天井でした。

 


そしてアフター♪

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床は前回アップした杉のうづくり仕上げ!

ふふふ。