さて。
真剣にやばいのです。
夏はあっという間に過ぎ去り、お彼岸をすぎると、信州はもう冬です。
何を夏からこんなに焦っていたか、というと、実は私達のこのおうち、まだ1階の床下の基礎部がまるっと見えている状態なのです。この状態で冬を迎えてしまっては、一家で凍死は免れません。
とにかく早く床下を塞がなければ、スースーです。何より家として落ち着きません。(あたりまえです)
そしてこのスースーの基礎丸見え状態のすぐ隣をブルーシートで区切って、毎日キッチンを使っているのです。
この↑ブルーシートの向こう側がキッチン(笑)
改めて思うと、よくこの状態で半年もこの家に住んでいるな、と、たまにハッとします(笑)もうどこか脳が麻痺していますね。
基礎部はこんな風に昔ながらの状態です(増築したと思われるキッチンの基礎部はコンクリートです)。
束石の形が一つ一つ違うのが、なんだか素敵に思えてしまう。
コンクリートも安心なのかもしれないけど、別の意味で、自然が作った本物の石が家を支えているというのは、それはそれで感覚的に安心できるのだから不思議です。
1階は8畳の和室・4畳半の洋間・キッチンの3部屋をひとつづきの部屋にするプランです。
しかし、もともとの状態が畳(和室)・パネルフローリング(洋間)・フローリング(キッチン)となっていて、根太の水準がすべてバラバラなのです。新しく張るフローリングの高さの基準をどこに置くか、というところから考えていかなければいけません。
何はともあれ、まずは床下の根太の間に断熱材(スタイロフォーム)を入れ込んでいくことにしました。
「Z工法」という、根太と根太の間にぴったりと切ったスタイロフォームを入れていく方法で入れていくことにしました。
スタイロフォームを支えるのは「Zピン」という金具を使います。この方法であれば、最終的なフローリングの高さを後から調節することができます。
四畳半の洋間部分の根太のピッチがとても狭くて、普通の大人だと身動きがとれません。
そこでもちろん、息子殿の出番です。
大活躍~!
また、リノベ開始当初、色々な場所を補強したときに、断熱材のことまで考えが及ばずに、薪ストーブの設置予定場所に根太や束を追加していたのです。でもその部分にスタイロをきっちりと入れ込むのはかなり細かい作業になり、気が重くなりそうです。
そこへまたまた、レゴ育ちの我が息子殿登場!!
パズル・ブロック・レゴが大好きな息子殿が織りなす、バロック調スタイロモザイク!! (バロック調???)
これは大人にはできない作業です(笑)これを飽きずにやってのける子供のエネルギーたるや、本当に子供って素晴らしいなー、と思います。
無事に床にスタイロが導入されました~!
この青いスタイロの上をうっかり歩くと、ずぼっと落ちますのでご注意を!根太の上を歩かないといけませんヨ!危険なので早く床板をいれなければいけませんね。
続く~。