左官担当の私が階段部分と廊下の漆喰壁を塗るのと並行して、ゴン様は1階部分の天井を頑張っています。
一番最初の破壊作業中に、1階の天井を壊す弾みに1階廊下部分の天井も一緒に壊してしまいました。
お蔭で玄関と廊下付近の配線がよく見えたし、天井裏にたまった埃の掃除ができた、というメリットがあったものの、天井裏の空気の往来が自由な状態というのは、床の基礎が丸見えと同じくらいの心もとなさ。せっかく床を塞いで基礎が見えなくなったけど、やっぱりここもはやく塞いでしまわないと、どうにも落ち着かず、、、。
ちょうど、2階西の間に使用した葦ベニヤが少し余っているので、廊下部分の天井に採用することにしました。
(素人仕事は失敗することもある程度考慮して、材料をなんでも少しずつ多めに買っておくことにしています。)
もともとの天井が載っていた廻縁をうまく利用して、廻縁に対してヨシベニヤを止めたいのですが、狭くて手が入らず、げんのうがなかなか振れません。
最終的には釘をあらかじめ半分だけ打っておいてから板をのせ、上面から廻縁に対して打ち込む、という方法でなんとかヨシベニアを固定。
加えて、二階西の間の天井と同じく、ベニヤ板とベニヤ板の継ぎ目になるところを下から目隠ししなければなりません。
さて、今回はどうやって継ぎ目を隠したらいいでしょうか。
ヨシベニヤの販売元である佐々木工業さんでは、継ぎ目隠し用に「押え竹」なるものが売っています。
確かに、こういう素材で継ぎ目を隠せばぐっと本格的な雰囲気で、和風でアジア風ないい雰囲気が出せそうです。
しかしすぐに使いたいのに今から発注するのも・・・量もほんの少しでいいのに・・・竹なんてその辺にいくらでも生えているのに・・・でも完全に乾いた竹ででないと使えないな・・・
と考えていたら、ピカン、とひらめきました。
このおうちに引っ越してきたかれこれ半年も前に、息子殿が「流しそうめんをやりたい」と言いながら、裏山から一本の竹をずるずると引っ張って帰ってきた・・・。
しかし、引っ越しと家づくりに追われて流しそうめんどころではなく、そのまま庭に打ち転がっていた竹が一本あったはず。
あった、あった!
すっかり風雨に晒されて、いい感じに完全乾燥しています(笑)
これを使ってみちゃいましょう!
というわけで、クリアカラーのワトコオイルを塗ってみます。
すっかり銘竹の体です(笑)我ながら、よく思いついた!
この手作り銘竹をいい長さに二本切り出し、つなぎ目の目隠しの為にはめこんで・・・
うん、いい感じの天井が張れました!
壁の漆喰を塗り終えると、こんな感じです☆
わおー、本格的!庭に転がっていた竹とは思えない~。上々の出来です♪
だんだん快適な部分が広がっていきます♪♪♪