ゴン様1階のリビングダイニングの天井と苦闘の巻。
なんとこのリビングダイニングの天井、着手したのは8月中旬で、出来上がったのは11月上旬という、長い長い道のりでした。もちろん、サラリーマンのゴン様は週末にしか作業できないことに加えて、合間合間に私のリクエストで配線を固定したり、薪ストーブの炉台を作ったりと、色々な作業も入りましたが、
「まだ天井やってるの?!」
と突っ込まずにおれないほど延々と天井に取り掛かるゴン様。
リビングダイニングの天井はもともとの和室8畳と、洋間の四畳半、これに壁を壊して廊下部分を部屋の一部として追加した面積が約一畳分と、およそ14畳ほどの広さです。
この部分の天井をすべて壊し露出させたことで、梁が柱に載っていない、と恐るべき致命的な事態を知ることができました。(詳しくはコチラ)そのおかげで、我が家に古材の大黒柱が一本追加されたわけです。
一旦天井を壊すと、部屋の天井が高くて、その分広く感じるし気持ちのいいものです。この天井の高さをなるべく変えないようにするため、新しい天井板は2階の床を支える根太に直接張っていくことにしました。
もちろん天井を高くする分デメリットもあります。
根太に直接張っていくことで、二階の足音などがダイレクトに響いてしまうこと、そして天井が高いことで暖房がききづらくなることでしょうか。
ま、二階で活動するのも家族だし、部屋が広く見えるというのはいいものです。(松本の冬をまだちょっぴりなめていますね)
天井材はまたまた例の理系男のスーパー価格比較エクセルシートを駆使して、杉の無垢材をマルウメさんで購入。
厚さ11mm、天井材にするにはしっかりとした厚みです。それにしても国産の杉がこのお値段、アウトレットとはいえ、ありがたい限りです。
広いエリアの天井の作業は脚立では不便なので、まず足場を作ります。
骨組みを2x4材や解体で出てきた材で造り、その上にベニヤ板を乗せて舞台のような足場ができました。
この上で作業していきます。
以前にも書きましたが、天井の作業というのは上に向かって持ち上げたり押さえたり、ビスを打ったりするのは力が必要なので、
足場がしっかりしていないととてもやりにくのです。夏に父殿が手伝いに来てくれたときに、ゴン様と父殿が2人同時に載ったら、なんと足場が崩壊しました!!
危険ですので足場はしっかり作りましょう・・・作業の基本!
それにしても、この作業、とにかく遅い!!!!
見ていてびっくりするほど全然進まないのです(笑)
のぼって、
板を合わせて墨引きして、
下りて、丸鋸で長さを切って、
のぼってまた板をのサイズを合わせて、
あわなければ墨引きをし直してまた下りて、
丸鋸で切って、
ようやくサイズがあったらはめこんで、根太に対して本実の部分をビスでとめていきます。
ひとりで足場への上り下りを激しく繰り返しているゴン様、たまに板を押さえいてほしいと呼ばれます。
激しく上り下りしているわりに、張り終わった場所は一日かけてほんの数列。
オータムDIYフェスタの章でも書きましたが、足場の上で待機してい居てくれる人がいると、ぐっと作業がはかどるのですが・・・。一人でやっていると本当に時間がかかります。
相変わらず、梁はまっすぐではないので、丸鋸での細工にもとっても時間がかかります。
所々、金具があったり、根太が一本飛び出ていて杉板が水平に張れず、根太をノミやノコギリで少し削り取ったり。
そんなこんなで大苦戦しながらやっと張り終えた前半8畳分。
まだまだあと半分天井は残っています。がんばれ~。