さて、信州の冬といえば、とにかく寒い!でも今季は冬の到来がとっても遅かったですね。
工期が遅々として進まないゴン一家にとって、今季の暖冬にはかなり助けられました。
まるで私達のために寒くなるのを待ってくれているようで(笑
信州が大好きで賃貸で松本に暮らして2年、私たちが今回この古屋を購入する大きな動機の一つに、
「どーーーうしても薪ストーブがほしい!!」
という気持ちがありました。
「松本は大好き、でも冬の間家の中が寒すぎる」
「大好きな松本で冬ぽかぽかと薪ストーブで過ごせたらどんなに幸せだろうか」
2年間、冬が来るごとに思いは募るばかり。煙突のある家を見ては羨ましく・・・薪棚を見ては指をくわえ・・・。。
と、いうわけで、晴れて自分で好き勝手ができる家を手に入れた今、もちろん薪ストーブを導入するのです!
作業の傍ら夏からずっと検討していた薪ストーブの導入に向けて、天井作業を一時中断し、炉台と炉壁の制作に取り掛からなければなりません。
我が家にやってくる薪ストーブはこちらの、エイトノットさんの手作り薪ストーブ!
かなり高価な買い物となる薪ストーブなので、色々検討しなければと思ってはいましたが、検討を始めて一件目に訪れた一番近所の薪ストーブやさんがこちらのエイトノットさんでした。
で、もう、私のイメージの中の薪ストーブの機能が全部つまっていたので、これはもうバシッと来たのです。
一応、外国産の名だたる老舗薪ストーブも見てはみました。
だけどやっぱり、主婦として絶対に譲れなかった機能は以下の通り。
●熱源を最大限に使うためテーブルトップで煮込み料理ができること
●できればオーブン室がついていること(せっかくの熱源をフルに使いたい)
●本体のメンテナンスがほとんどないこと(触媒式はNG)
加えて、理系のゴンさまは日本のモノづくりの現場で働いているわけですから、私としてはいつでもメイドインジャパンを応援したい気持ちがあります。
同じ値段なら、遠く海外から運ばれて中間マージンがのりにのった外国産有名老舗薪ストーブ(でもその実今や多くは中国産)よりも、日本人の手でこだわって創り出された鉄板ストーブの方が、どうにも価値が高いように私には思えるのです。(かなり偏った私見ですのであしからず)
それに、このエイトノットストーブを見てから、有名処の老舗ブランドを見ると、ヨーロピアン調に耐えられない庶民な私(笑)
なにせ私の好きな四文字熟語といえば、「質実剛健」。
素敵な柄があしらわれた北欧風の鋳物薪ストーブをみるとなんとなく気取りすぎていてくすぐったいのです(笑)ほんと庶民。
また、もうひとつ、とても重要な要素として、
・針葉樹をガンガン燃やせること
という条件がありました。
間伐が遅れて枝を広げられないひょろ長い杉・檜・カラマツが植林された日本の山々。
旅先で目にするたびに、この先あの山々はどうなってしまうのだろう、と心が痛かったのです。
そんなわけで、やっぱりどうしても針葉樹を燃やせる薪ストーブにこだわりたい気持ちがありました。
いいお値段なので悩みましたが、せっかく地元でこんなに条件に合うストーブを作っている人がいるのだから、と、エイトノットのBQ-Mに決定!まさに質実剛健な逸品☆ようこそ我が家へ!!
いやいや、しかしその前に、薪ストーブを置くための炉台と炉壁を作り上げなければ!もちろんこちらも自分でDIYですよ!!