すっかりブログをさぼってしまいかれこれ1年も経ってしまいました・・・!まさに光陰矢のごとし!!!
しかし、ゴン一家の日曜大工は尚も延々と続いております!
まずは、途中ですっかり止まってしまった記念すべき薪ストーブの導入物語後編です。
きっと今頃、去年の私達と同じように、DIYで炉台と炉壁を作って薪ストーブを新たに導入している方もいらっしゃるのだろうな・・・と、そんな皆様に思いを馳せながら、ゴン邸の炉壁のことを是非お伝えしたい、と思い、再びブログに手をつけています!
去る2015年10月末に、遂に我が家にエイトノットの薪ストーブが導入!というその朝、ゴン様は一人で朝6時に起きて黙々と作業、作業、作業!
というのも、前日夜中まで取り掛かっていた炉壁の製作に失敗し、まさに今日の10時に薪ストーブが導入だというのに、あろうことかまだ炉壁が出来上がっていない、という不測の事態です。
結論的に言うと、導入の朝にギリギリ完成した我が家の炉壁はこうなりました!
製作費、たぶん3000円くらい・・・。史上最安値のDIY炉壁です!
炉壁の素材については最後の最後まで悩みました。不燃材といえば、鉄板・ガラス・レンガ・タイル…あれこれ悩みましたが、短時間で結論を出すにはどれもお値段がはってしまうので、いつかの機会にじっくりと考えるとして、とりあえず直近の薪ストーブ導入に向けて一番手軽に安く作る方法を考えました。
実はこれ、不燃材であるケイカル板の後ろに、準不燃材の石膏ボード(ここで初めて石膏ボード登場!!)を重ねて貼り付け、
それを壁に沿って立てただけ!なのです・・・。
見た目ちょっとイマイチですが、とはいえ機能としては「燃えない」炉壁の機能をちゃんと備えています。
後ろ側には空気層を設け、こんな形の金具で後ろの壁と連結。
理系のゴン様に構造を描いてもらったら、こんな形になっているのだそうです。(ゴンさまは機械が専門なのでこういう図は本格的です。笑)
石膏ボードとケイカル板は、炉台に使ったコンクリボンドの余りを使って接着しましたが、接着する前にケイカル板の厚みをボルトの頭の分削り落として、先に石膏ボードにボルトを打ち込み、上からケイカル板ですべて覆うようにしています。これは、金属が木材に熱を伝えてしまうことを危惧して(本当にそんな心配があるのかどうかわかりませんが)、表面にボルトが露出しないように工夫したようです。
なんとかやっつけ炉壁が完成し、午前10時、エイトノット製薪ストーブの到着!
煙突を設置してくれた山風舎の小林さんも、ドッキングの為に駆けつけてくれました。
約160kgの薪ストーブをゴンさまとエイトノットストーブの上原さんで力を合わせて運び込みます。
狭い玄関を通過!
不思議なことに、超重たいものを運んでいる中年男子を見ると、なんでも「お祭り」な気分になってしまいます。
「ソーレ!」「よいしょー!」と掛け声をかけながら、炉台に運び込まれた薪ストーブ!
ようこそ我が家へ!!
そして煙突とのドッキング完了!!!!
ついに、火入れの時が来ました\(^o^)/
お塩とお神酒を捧げ、初めての火入れです。
着きました!すごく簡単に火がつく一発着火!!
エイトノットストーブの上原さん、山風舎の小林さん、ありがとうございました!
こうして無事に我が家に薪ストーブが導入されたのです。
この日の夜、まだ大して寒くもないのに、我が家ではガンガンと薪ストーブを炊き、そしてもちろん薪スト―ブのオーブンでピザを焼いて、遂に我が家にやってきた薪ストーブの導入を祝って祝杯をあげました。
まだ床は張っていないのですが、捨て貼りの床に養生マットを敷き、家族3人で薪ストーブを囲んでのピザパーティーです☆
気づけば、この物件を購入する!と決めてちょうど1周年のころでした。
そしてしみじみと、この1年、まさにこの日を迎えるための膨大な準備を想って感慨にふけりました。そうです、まさに、「信州で薪ストーブのある暮らし!」に憧れてスタートしたリノベーションでした。
ピザをほおばりながら、これからこのおうちのシンボルとなり、守り神となる薪ストーブの名前をみんなで考えました。
決まった名前は・・・・
ええっと、
マキ・スティーブ ・・・・ (ダジャレかよ!!)
…ともかく、今はスティーブと呼ばれる我が家の薪ストーブ、こうして無事に導入されたのです。
本当に嬉しくて嬉しくて、胸がいっぱいの夜でした❤